【発明】フルーツや野菜の保存方法として”イオン風”が発明された?! ドライフルーツの進化系?!

イオン風というのはご存知でしょうか。
イオン風とは正と負の電荷をもったもので対象物を挟み電場を作ることにより作られるものです。
これが、現在、フルーツや野菜に加えることで栄養価を高めるという期待が持たれています。
原理としては、まず、対象のフルーツや野菜を電場が発生している空間に置きます。
すると、電場によって、脱水されます。
これはおそらく、水の極性によるものでしょう。
極性というのは、例えば水なら、酸素原子1つと水素原子2つによって構成されていますが、酸素と水素ではそれぞれ、電子を引き寄せる力が異なるため、電子に偏りが発生してしまいます。
そのため、水分子が部分的に静電気的なものを持つようになります。これが極性です。
イオン風により、フルーツや野菜を乾燥させると、乾燥に用いる電力が扇風機等のファンを用いるよりもエネルギー効率がいいことが分かったようです。
The previous version of ionic wind, which rested produce on a metal plate, was about 95 percent more energy efficient than drying that food with air moved by a fan.
https://www.sciencenewsforstudents.org/article/innovation-new-ionic-wind-can-dry-foods-while-preserving-nutrients
この、情報によると、95%もエネルギー効率がいいようです。